唐突だが皆さん、Ravage A110を知っていますか?
フランスのRavage Automobileが制作するアルピーヌA110のカスタムモデルです。
フロント、リア共にワイド化され、デザインは往年のラリーモデルをモチーフにしているものです。
そのモデルを埼玉県草加市の中古車店、畑野自動車がフランス本国との提携でJPバージョンとして制作。
それを2023年度の東京オートサロンで発表する、との情報をキャッチ。
これはもう作るしかない!
と感じたのです。
というわけでホットウィールのA110をベースに作ることにしました。
実は2022年末から制作をしていますが、今回はその過程を少しづつお見せしようと思います。
その前にベースとなるホットウィールの紹介から。今回ベースとしたのはベーシックモデルのものですが、プレミアムラインで発売されたものを紹介します。
それがこんな感じ。
これはF1ドライバーの移動手段として2台が制作された、トラックサイドカーと呼ばれるもの。
サイドにはALPINE F1TEAMの文字。
リアまでびっしり印刷されています。
さて、標準仕様のA110はこんな感じですが、Ravageはかなりワイド、デザインも全く異なるのでかなり大工事になります。
まずは分解。フレンチブルーのA110です。
全長、全幅等計測するとピッタリ1/64サイズくらい。
実車換算1/64で製作をすすめます。
まずはワイドフェンダーのベース作り。
実車はフロント35mm、リア55mmなので、フロント0.5mm、リア1mmくらいにレジンを注いで広げました。
するとこんな感じに。幅が広がりました。
この当時はJP仕様のフロントバンパーデザインが公開されておらず、フランス仕様の通常バンパー版で作っています。
フランス仕様はこんな感じ。ノーマル風の造形にフォグがつきます。出典
フロントを削りこんで合わせ目を無くします。
右側は給油口があるので避けるようにして造形。
ほんの少しワイドになりました。
今回はここまで!続きはまた次回!
【追記】Pt.2を公開しました。リンクからどうぞ!