トミカ トヨタ・GRカローラを魔改造Group Bマシンにする。

f:id:Mottyo:20240325121837j:image先日記事にしたランチアデルタS4。
f:id:Mottyo:20240325121830j:image私が一番好きなラリーカーであることも述べましたね。f:id:Mottyo:20240325121833j:imageそこで現代版グループBラリーカーを作りたいなあと思ったわけです。もちろん4WDミッドシップ

f:id:Mottyo:20240325121912j:imageというわけでベースに選んだのがこちら、トヨタGRカローラです。4WDのホットハッチで5ドア。早速デルタと同じラインでリアをカット。

f:id:Mottyo:20240325122032j:imageこんなふうに開いてエンジンを入れます。
f:id:Mottyo:20240325122306j:image中にはV6スーパーチャージャーを縦置き配置することに。このV6はG16Eを2つくっつけてV6…とか妄想しましたが、最終的にはロータス用2GR-FEということにします。まあメカ弱い人間なので細かいとこは適当です。
f:id:Mottyo:20240325122114j:image同じくV6のストラトスでエンジンのサイズを少し切りつめます。
f:id:Mottyo:20240325122235j:imageリアカウルの中身を作りこみたいので隔壁とインナーフェンダー、剛性を補うためのタワーバーを制作。

f:id:Mottyo:20240325122059j:imageスーパーチャージャーと言えばアメリカンV8。

f:id:Mottyo:20240325125517j:imageこちらのワイルドスピード仕様のダッジ・チャージャーからスーチャーを摘出。
f:id:Mottyo:20240325122056j:imageざっと組むとこんな感じ。
f:id:Mottyo:20240325122200j:imageエンジンにスーチャーがつきました。
f:id:Mottyo:20240325122209j:image上から見るとこんな感じ。
f:id:Mottyo:20240325122105j:image照らすとよく見えます。
f:id:Mottyo:20240325122111j:image今のところパーツはこの3つ。
f:id:Mottyo:20240325122303j:imageこちらのエンジンブロックはプラスチック製。
f:id:Mottyo:20240325122214j:image実はダイソーの安カミソリの柄の部分を切り出しています。切込みを入れて下窄まりのV型エンジンです。
f:id:Mottyo:20240325122132j:image削って隙間を埋めてブロックに加工。
f:id:Mottyo:20240325122217j:image先程のタワーバーを設置してロールバーも制作。
f:id:Mottyo:20240325122129j:image今回も1mmのアルミ線です。
f:id:Mottyo:20240325122135j:imageデルタよろしく開きます。

f:id:Mottyo:20240325122206j:image途中経過。
f:id:Mottyo:20240325122309j:imageロールバーは後ろの隔壁パーツとぴったりです。
f:id:Mottyo:20240325122157j:image今回は上手くいった。

f:id:Mottyo:20240325122139j:imageクロスバーも左右対称にできました。

f:id:Mottyo:20240325125729j:imageスーチャー用のインタークーラーもバッチリです。
f:id:Mottyo:20240325122256j:imageエンジンがあるならトランスミッションも必要。
f:id:Mottyo:20240325122247j:image着脱式にして制作。
f:id:Mottyo:20240325122151j:imageスーパーチャージャーも取り外し可能です。
f:id:Mottyo:20240325122142j:image全部合わせるとこんなかんじ。
f:id:Mottyo:20240325122300j:imageこの当たりのパーツは全てこんなサイズ。目が痛くなります。
f:id:Mottyo:20240325122053j:imageここで誤算。デルタS4は上から吸気してるのですが、このカローラは上にダクトを開けられないのでクオーターウインドウからエアを引くことに。f:id:Mottyo:20240325122233j:imageそのためのダクト入口のカバーを制作します。
f:id:Mottyo:20240325122220j:imageアルミの板から切り出して削り合わせています。
f:id:Mottyo:20240325122203j:image角を合わせるのが大変でした。

f:id:Mottyo:20240325122241j:image先程のインタークーラーを取り付け。
f:id:Mottyo:20240325122227j:imageロールバーの後ろに出るように取り付けました。
f:id:Mottyo:20240325122035j:image3本出しマフラーは気に入らないのでどうしようか迷いましたが、結局ディフューザーごと全て削り落としました。
f:id:Mottyo:20240325122145j:imageツルッとしていい感じ。
f:id:Mottyo:20240325122050j:imageマフラーを作るために排気が必要なのでエキマニを作ります。f:id:Mottyo:20240325122154j:imageロールバーとおなじアルミ線をエンジンブロックに開けた穴に刺して曲げて作っています。3気筒ずつなので特に排気干渉は考えずやりましたがメカには弱いので問題があればご指摘お願いします。
f:id:Mottyo:20240325122211j:imageインタークーラーを後ろに取り付けたのはリア窓から覗けるようにするため。
f:id:Mottyo:20240325122119j:imageマフラーはセンター2本出しにしました。
f:id:Mottyo:20240325122238j:imageここまでのパーツを全て合体するとこんな感じに。
f:id:Mottyo:20240325122117j:imageだいぶメカメカしくなりましたね。

f:id:Mottyo:20240409230505j:imageリアドアは開かないのでノブを削り落としていたら、右Bピラーが折れて取れてしまいました。
f:id:Mottyo:20240409230514j:imageいつぞやTwitterで見かけたマサルさんの粉着工法を思い出したので初めて実践。
f:id:Mottyo:20240409230455j:imageするとびっくり、とてもがっちり固定出来ました。面積はほんの少しなのにとても強度が出て驚き。これからも使います。
f:id:Mottyo:20240409230508j:imageというわけでパーツは全て揃ったので塗装準備。トヨタエンブレムは残したいのでマスキング。グリルもGRエンブレムを残すためにマスクします。
f:id:Mottyo:20240409230502j:imageリアは前述の通りドアノブの削除とトヨタエンブレムのマスクのみです。
f:id:Mottyo:20240409230511j:image外観は普通のGRカローラ。でも中身はV6スーパーチャージャーのモンスター。というのがお気に入り。
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今回はここまで。お披露目は次回の完成記事でどうぞ。それではまた!

ランチア デルタS4を見てきた。

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いわずと知れたラリーモンスターマシン、ランチアデルタS4を富士スピードウェイに隣接されたモータースポーツミュージアムで見てきました。
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ランチアデルタS4の概要をおさらいすると、ラリーのカテゴリであるグループB規定において、フォードRS200やプジョー205T16などのハイパフォーマンスカーに対してランチアが提示した答えがこのクルマ。

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結局グループBというカテゴリはすぐに消滅してしまうわけですが、その原因になったのはこのクルマがツール・ド・コルスで崖から転落、乗員2名が死亡するという大事故を起こしたから。つまりとても危険なマシンということですね。
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しかし実戦で活躍したわずか1年の間に6回もの優勝を飾るという功績もあり、人知を超えた危険なマシンでありながらポテンシャルも持ち合わせていたわけです。
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私はこのクルマがラリーカーの中でも最も好きで、先日は1/64スケールのミニカーもご紹介しました。ぜひともそちらの記事もリンクからどうぞ。
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特徴的なそのフロントフェイスから見ていきましょう。当時の空力解析によって導き出された張り出しの強いフロントリップはすくい上げるような形状でダウンフォースを確保。f:id:Mottyo:20240426225410j:image

フロントカウル開閉のためかヘッドライトは少し奥まったところにありました。
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フロントフェイスはかろうじてデルタに見える、といった具合。
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フロントホイールはホワイトのディスクタイプ。
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ドアにはスポンサーロゴ。
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フロントカウルには事故死したセルジオ・クレストとヘンリ・トイヴォネンのドライバーネーム。
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ちなみにこれは1986年のツールドコルス仕様。前述の通り崖から落ちて全焼したはずですが、その歴史から見るとこれは実戦を走った個体ではなくレプリカなのかもしれません。
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彼らがこの世を去ったのは1986年5月2日。1年前の同日には同じくランチアを駆るアッティリオ・ベッテガも037ラリーでこの世を去っています。
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ホイールのセンターキャップは赤いサソリのアバルト印。
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リアのホイールはシルバーの若干深リムテイストなもの。
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ルーフにはエアのインテークがあり、そこから吸気を行っています。
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ハンドルもアバルトのエンブレムが装着されたもの。
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そしてリアに搭載されるのは1759㏄の直列4気筒ツインチャージャーエンジン。
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ここから冷却エアを取り込んでいます。


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エンジンルーム内は配線だらけです。
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サベルトの文字が光るシートにはそれぞれ名前が刺繍されています。

完全に競技用なダッシュボード。
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センターコンソールはおおわれていました。
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037ラリーもそうですが、こちらもリアバンパーがありません。
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上から見ると冷却エアの取り込み口で全然見えませんね。
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テールの間もグリルになっていて、そこから熱気が抜けるようになっています。
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下側からのぞき込むとこんな感じ。左にターボ、右にスーパーチャージャーのツインチャージャーを搭載しています。
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マフラーは左右2本出しですが、それぞれタイコや出てくる元が違います。

 

本日5月2日はセルジオ・クレストとヘンリ・トイヴォネンの命日。追悼企画にランチア特集もしています。ぜひそちらもどうぞ。

ストラトス編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート1 ストラトス。 - Mottyoの日記

037ラリー編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート2 037ラリー。 - Mottyoの日記

デルタ編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート3 デルタ。 - Mottyoの日記

【ランチア・ラリーの歴史】パート3 デルタ。

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Lancia's Rally Machines Chapter3

Kyosho Lancia Delta HF Integrale EVO 2

CM's Lancia Delta HF 16V #1

MINIGT Lancia Delta HF Integrale EVO #4

CM's Lancia Delta S4 Evolzione

f:id:Mottyo:20240501151227j:imageチャプター3の今回はデルタ特集。

f:id:Mottyo:20240501151406j:imageランチア最後のラリーモデルです。
f:id:Mottyo:20240501151234j:imageまずはCM'sの16V、通称赤マルティニから。
f:id:Mottyo:20240501151239j:imageエボルツィオーネに進化する前の型ですね。
f:id:Mottyo:20240501151232j:imageその外見上の最も大きな違いはバンパー。真ん中にブラックのラインが走るのが16V、無いのがそれ以降のモデルです。

f:id:Mottyo:20240501151246j:imageそしてフェンダーも後継モデルよりは控えめな張り出し。
f:id:Mottyo:20240501151249j:imageラリーモデルではリアスポイラーもありません。見た目では随分マイルドなモデルですが、後継モデルが派手なせいもありそう。
f:id:Mottyo:20240501151222j:imageそしてデルタ最強モデルがこのS4。037ラリーでは戦闘力不足と判断したランチアが送り込んだ最終兵器です。
f:id:Mottyo:20240501151237j:imageミドエンジン・4WDハイパワーの組み合わせでGr.Bを無双。先日実車も見てきました。こちらからどうぞ↓↓↓

ランチア デルタS4を見てきた。 - Mottyoの日記
f:id:Mottyo:20240501151229j:imageそしてその後のGr.A規定にてまた無双したデルタエボルツィオーネ。
f:id:Mottyo:20240501151241j:imageこのモデルにはブラックのカバーが着くのが特徴ですね。これを再現した1/64はおそらくMINIGTのみ。
f:id:Mottyo:20240501151244j:imageそして京商からは市販仕様をリリース。こちらは最終版のエボ2です。

f:id:Mottyo:20240502080836j:image1986年の本日、5月2日はデルタS4の搭乗者、セルジオ・クレストとヘンリ・トイヴォネンの命日。グループBの激しさを象徴する大事故でした。ご冥福のお祈りと共に、輝き続けるデルタS4は私の最も好きなラリーマシンであることをここに書き記しておきます。

パート1・ストラトス編はこちら↓↓↓【ランチア・ラリーの歴史】パート1 ストラトス。 - Mottyoの日記

パート2・037ラリー編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート2 037ラリー。 - Mottyoの日記

【ランチア・ラリーの歴史】パート2 037ラリー。

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Lancia's Rally Machines Chapter2

CM's Lancia Rally Competizione 1984 #5/#18

Kyosho Lancia Rally Stradale

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前回に引き続きランチア・ラリー特集。今回は037ラリーをピックアップ。
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ご存知、037の名前は開発コードSE037に由来。
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このレッドの個体が京商製の市販仕様。
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そしてこちらがCM'sのマルティニとTotipカラー。
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マルティニはお酒、Totipは馬券の会社だそう。
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リアを比べると全然違いますね。
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マルティニ仕様は大胆にリアバンパーレス。メカ類が丸見えです。
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Totip仕様はリアバンパー付き。
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もっとも異なるのがテールランプ。ラリー仕様はストラトスの丸テールを採用。市販版は角目です。

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1985年の今日、5月2日は037ドライバーのアッティリオ・ベッテガの命日。

ご冥福をお祈りすると共にその功績を称えます。

いつまでも037はかっこいい。

チャプター1・ストラトス編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート1 ストラトス。 - Mottyoの日記

チャプター3・デルタ編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート3 デルタ。 - Mottyoの日記

【ランチア・ラリーの歴史】パート1 ストラトス。

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Lancia's Rally Machines Chapter1

MINIGT Lancia Stratos Stradale/Competizione #1
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ランチアのラリーカーが一通り揃ったのでここでご紹介します。第1弾はストラトス
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MINIGTからは市販仕様、ストラダーレとラリー仕様、コンペティツィオーネの2種類が発売されています。
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ラリー仕様はとても有名なアリタリアカラーのものをラインナップ。サンドロ・ムナーリドライブの#1です。
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そして実はラリー仕様は市販版とつくりわけがされています。前後フェンダーとマフラーが異なります。見比べるとリアタイヤの太さは一目瞭然。
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ラリー仕様は当然ライトポッドも装備。
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ランチアがラリーで無敵を果たしたストラトス

机の上に飾ってはいかが?

チャプター2・037ラリー編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート2 037ラリー。 - Mottyoの日記

チャプター3・デルタ編はこちら↓↓↓

【ランチア・ラリーの歴史】パート3 デルタ。 - Mottyoの日記

【新製品紹介】ホットウィール チームトランスポート アバルト131ラリー


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Hotwheels Abarth 131 Rally OLIO FIAT
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本日発売のホットウィールチームトランスポートから131ラリーが登場しました。
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後に出てくるレッドの個体が1stカラーでしたが、これは2nd。OLIOFIATのカラーリングを纏ってブルーとイエローの2トーンです。
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年代としてはストラトスの後、037の前といった感じでしょうか。
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ではフロントから。丸目4灯のフロントフェイスにフォグランプが2つ付いています。
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ボンネットにはエアインテーク、131のゼッケンとFIAT ABARTHのロゴ。
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サイドにももちろんゼッケン、そしてアバルトラリーの文字とそのエンブレムが配置されます。
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テール。131ミラフィオーリのロゴがスポイラー部分に入ります。テールランプやエンブレム類も全て印刷で再現。
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そしてトランスポートのトラックがこちら。セカンドストーリー・ローリーという名前です。
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テールランプが印刷されています。
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間に収めるとこんな感じ。
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後ろは開きます。
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このように積み下ろしシーンが再現できるわけですね。
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そして名前の通りこれは2階建てなので上にもクルマを積載できます。もっとも2階部分はスライド等しないのでギミックはありませんが。
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OLIOFIATロコ部分は内側が空洞になっていて、奥まで入れるとフロントタイヤが隠れるくらいのスペースがあります。
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1stカラーのレッドのノーマル個体と並べるとより際立ちますね。

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今回はここまで。それではまた次回!

【AC2024】会場内で気に入ったクルマたち。

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今回はオートモビルカウンシル2024の会場内で私が個人的に気に入ったクルマたちをご紹介させていただきます。

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まずはポルシェ・タイカン。上級グレードのGTS。先日の東京マラソンにて先導車を務めた個体ですね。
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カーマインレッドのカラーはガーズレッドよりも濃くてかっこいいですね。
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お隣には911ダカール
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911ダカール別記事で紹介しているのでそちらをどうぞ!
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主催者展示は先日逝去したマルチェロ・ガンディー特集。先頭にはランボルギーニエスパーダ。
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2ドアなのになんだかファストバックみたいなスタイリング。
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アサイドにはエスパーダのエンブレム。実は左右で矛先と文字の向きが違うという凝った作り。
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ANSAのマフラー。
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グラスエリアが広いつくり。
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もちろんウェッジシェイプのクルマがたくさん並んでいましたが、個人的に刺さったのはこのストラトス
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サイドから見るとわかるこの異様なコンパクトさ。スイフトの全長にランエボの全幅というパッケージングはとんでもない。
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ラリーでは無敵の1時代を築いた傑作。
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007ファンならおなじみ、エスプリS1。ロジャー・ムーア時代に潜水艦になってたあれです。
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しかし本当にひっくい。薄すぎてどこにでも入り込めそう。
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ロータスエンブレムはブラックのもの。
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サイドにはジウジアーロのロゴ。
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こんなエンブレム着くんですね。
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給油口までかっこいい。この細文字が重なったロゴデザインはいまでも映えますね。
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とてもきれいなブルーメタリックのアルファスッド。
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小さなGTVのようなデザインはジウジアーロによるもの。品質の悪さなどによって酷評されることがいいかったようですが、そのスタイリングだけ見ればほしい1台。
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こういうコンパクトでおしゃれな車に乗りたいものです。
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フェラーリ365GT4BBのブルー。個人的には誰が何と言おうとフェラーリはブルー。レッドをイメージカラーとしてよく知られていますが、ブルーもきれいなんですよ。
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リアカウルが開かれていたのでのぞき込めました。至極のV12です。
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そして365の最も特徴的な部分、6本出しマフラー。V12であることを後ろに知らしめるようでいいですね。
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内装はブラック。そして貴重な右ハンドル仕様ですね。
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アルファロメオモントリール。これもガンディーニ作品ですね。
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何といってもこの眠たそうな眼つきがかっこいい。このフィン形状の部分が上にがばっと開くのは何度見てもかっこいい。
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インテリアはウッドのステアリング。
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リアビューも独特。
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サイドには特徴的な6つのスリットが入ります。
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フロントフェンダーにはベルトーネのエンブレム。
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ちなみにインテリアには同色のミニカーが飾ってありました。
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トヨタブースにはMR2スーパーチャージャーが展示。
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角ばったスタイルの初代モデルですね。
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サイドにはスーパーチャージャの文字。
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ホイールはディスクがホワイト、リムがメッキの2ピース。
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この傾斜したインパネもスポーティ。
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エンジンルームが開いていて見ることができました。
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エンジンはトヨタ製4気筒。
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スーパーチャージャー用に冷却インタークーラーがついています。f:id:Mottyo:20240413194234j:image

スーパーチャージャーツインカムの性能を表すエンブレムは時代を感じますね。
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マツダブースではアイコニックSPを展示。詳しくはジャパンモビリティショーのマツダブース記事に乗せてありますが、それと同じ個体ですね。
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当時見ることができなかったリトラクタブルヘッドライトを見ることができました。
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どうやらウインカーは内側の縦ラインが光るようです。
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リアのウインカーも中央の部分がアンバーに光ります。
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JMSでは人混み過ぎて詳しく見れなかった細かいフロント周りもどうぞ。メッシュには赤来アクセントが入っているのですね。
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真横から見るとかなりフィンやグリル部分が突出していますね。
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ホイール部分のアップも。
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内装はブルーでスエード調になっていたり高級感がありますね。f:id:Mottyo:20240413194618j:image

こんな感じで上方向にがばっと開きます。アストンっぽくもありますね。
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運転席はこんな感じ。左ハンドルですね。
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スペック票がありました。こんな感じだそうです。
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個人的に今回トップレベルでよかった車がこれ。マセラティスパイダーです。
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しかも90周年記念の限定車だそうです。

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とっても美しいブルーのボディ。
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内装はこんな感じ。
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もちろんジウジアーロデザイン。
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シートの後ろ部分はフタコブラクダのようなダブルバブルカバー。
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ボンネットオープン状態でも見ることができました。
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マセラティV8。
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美しいですね。
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これまたレアなアルテガGT。
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ドイツの小さなメーカのオリジナルシャシーVWのV6をミド搭載したスポーツカー。
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アルテガエンブレム。
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ホイールはシンプルな2×5スポーク。ブラックのブレンボブレーキを合わせています。
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前述の通りミドシップなのでインテークが備わっています。
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今回はリアハッチが開いた状態での展示でした。
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ここにエンジンが収まっているわけですね。
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アルテガのコーションステッカーなんておそらく二度と見る機会はないかもしれないのでパチリ。
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アルテガジャパンのステッカー入り。そう実は正規輸入なのです。
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パワートレインがVW系だからなのかマニアックスのメンテナンスステッカーが貼られていました。
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テールランプは丸2つとその周りに広がっている感じ。
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内装もどこかVWを感じるつくりになっています。
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ウインカーレバーやエアコンなどがVW
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メーターパネルはこのようなデザインをしています。
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下側は本気のディフューザー
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メッシュパネルの上にエンブレムが貼られています。f:id:Mottyo:20240413194714j:image

アストンマーティンのDB7、GTAというグレード。
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このGTAというグレードはあまり知らなかったのですが、生産終了間際にGT・GTA合わせて302台しか生産されなかったレアグレードなのだそう。
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そんなレアなモデルがあるとは知りませんでした。まだまだ知識が足りませんね。
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V12エンジンを搭載しています。
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アルファロメオモントリオール2台目。
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やはりこの顔が好き。
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もうなんだか見慣れてきてしまったランチアデルタコレッツィオーネ。
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隣に似たカラーのデルタも展示されていました。
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非コレッツィオーネはメタリック系のボディーカラー。
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コレッツィオーネはソリッドなレッド。
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HFの象さん。
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このカラーはとてもきれいでした。
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インテグラーレエンブレムも違いがあります。ノーマルはブルー地にイエロー文字。
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コレッツィオーネは赤ベースでHFのロゴも入ります。
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このフェンダーの広がり方がかっこいい。
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途中のブースに合ったもの。スパークプラグで飛行機を再現するのはおしゃれで面白い。
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デトマソパンテーラ。ちなみにホットウィールのパンテーラは過去に記事で紹介していますのでこちらからどうぞ
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内装はこんな感じなんですね。あまりじっくり見たことがなかった。
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パンテーラのエンジンフードが開いている姿を始めてみましたが、
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こんなにも搭載位置が低くてスカスカなんですね。
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ミッションや冷却ファンなどがむき出しでとてもレーシーです。
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ギラギラのメカ。黒いパーツには出トマスパンテーラの車名が刻まれていますね。
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下部がブラックになっていますが、マフラーや熱気を出すファンの穴が開いています。
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ぶっといタイヤ。
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車名ロゴ。
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日本では正規販売されているのかな?公式が黄色の個体を持ち込んでいたと思うんですが…ともかくダークブルーのID.BUZZです。
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中央には超巨大なVWマーク。
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リアビューはこんな感じ。上半分は昔のVWバス、タイプ2っぽいホワイトの2トーンになっています。
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この個体はどうやら商用車のようなもので窓が塞がっていたりテールランプが真ん中がダミーになっていたりします。
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VWロゴとID.BUZZのエンブレムはホワイトになっていますね。

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会場にはレッドの365も展示されていました。
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レッドはやっぱりイメージカラーですよね。私はブルーのほうが好きですが。
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排気管の取り回しが見えるようになっていました。
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一応直撮りでも。
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子のエンブレムがいいですよね。
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エンジンが人間の真後ろにレイアウトです。ちなみにこの個体も右ハンドルのレア個体。
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少し前に日本上陸したマセラティ・グレカーレ。
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アルファロメオ・トナーレに近い感じですかね。
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とても美しいグリーンメタリック。
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内装は明るい色。
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展示個体はV6を搭載した最上級モデル。
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会場には様々なアート作品も展示されていました。こちらは2CVのモデルカーですが…
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何とこれ陶器でできているんです。
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すごい再限度だしいったいどんな手法で制作しているんでしょうか。
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こちらはシトロエンのバン。
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屋根部分に穴が開いて鉢植えになっているものもありました。
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Bottle Jailという作品。酒瓶を封じ込めるという発想が面白いですね。
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主催者展示のシボレーコルベット
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すごく優雅なデザインですね。
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このシルバーの塗装はとってもきれいでした。つやつやです。
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後ろから見るとなんだかUFOみたいですね。
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シルバーのボディにたいしてラウンドしたガラスがUFOっぽく見えます。

 

今回はここまで。それではまた次回!