先日記事にしたランチアデルタS4。
私が一番好きなラリーカーであることも述べましたね。そこで現代版グループBラリーカーを作りたいなあと思ったわけです。もちろん4WDミッドシップ。
というわけでベースに選んだのがこちら、トヨタGRカローラです。4WDのホットハッチで5ドア。早速デルタと同じラインでリアをカット。
こんなふうに開いてエンジンを入れます。
中にはV6スーパーチャージャーを縦置き配置することに。このV6はG16Eを2つくっつけてV6…とか妄想しましたが、最終的にはロータス用2GR-FEということにします。まあメカ弱い人間なので細かいとこは適当です。
同じくV6のストラトスでエンジンのサイズを少し切りつめます。
リアカウルの中身を作りこみたいので隔壁とインナーフェンダー、剛性を補うためのタワーバーを制作。
スーパーチャージャーと言えばアメリカンV8。
こちらのワイルドスピード仕様のダッジ・チャージャーからスーチャーを摘出。
ざっと組むとこんな感じ。
エンジンにスーチャーがつきました。
上から見るとこんな感じ。
照らすとよく見えます。
今のところパーツはこの3つ。
こちらのエンジンブロックはプラスチック製。
実はダイソーの安カミソリの柄の部分を切り出しています。切込みを入れて下窄まりのV型エンジンです。
削って隙間を埋めてブロックに加工。
先程のタワーバーを設置してロールバーも制作。
今回も1mmのアルミ線です。
デルタよろしく開きます。
途中経過。
ロールバーは後ろの隔壁パーツとぴったりです。
今回は上手くいった。
クロスバーも左右対称にできました。
スーチャー用のインタークーラーもバッチリです。
エンジンがあるならトランスミッションも必要。
着脱式にして制作。
スーパーチャージャーも取り外し可能です。
全部合わせるとこんなかんじ。
この当たりのパーツは全てこんなサイズ。目が痛くなります。
ここで誤算。デルタS4は上から吸気してるのですが、このカローラは上にダクトを開けられないのでクオーターウインドウからエアを引くことに。そのためのダクト入口のカバーを制作します。
アルミの板から切り出して削り合わせています。
角を合わせるのが大変でした。
先程のインタークーラーを取り付け。
ロールバーの後ろに出るように取り付けました。
3本出しマフラーは気に入らないのでどうしようか迷いましたが、結局ディフューザーごと全て削り落としました。
ツルッとしていい感じ。
マフラーを作るために排気が必要なのでエキマニを作ります。ロールバーとおなじアルミ線をエンジンブロックに開けた穴に刺して曲げて作っています。3気筒ずつなので特に排気干渉は考えずやりましたがメカには弱いので問題があればご指摘お願いします。
インタークーラーを後ろに取り付けたのはリア窓から覗けるようにするため。
マフラーはセンター2本出しにしました。
ここまでのパーツを全て合体するとこんな感じに。
だいぶメカメカしくなりましたね。
リアドアは開かないのでノブを削り落としていたら、右Bピラーが折れて取れてしまいました。
いつぞやTwitterで見かけたマサルさんの粉着工法を思い出したので初めて実践。
するとびっくり、とてもがっちり固定出来ました。面積はほんの少しなのにとても強度が出て驚き。これからも使います。
というわけでパーツは全て揃ったので塗装準備。トヨタエンブレムは残したいのでマスキング。グリルもGRエンブレムを残すためにマスクします。
リアは前述の通りドアノブの削除とトヨタエンブレムのマスクのみです。
外観は普通のGRカローラ。でも中身はV6スーパーチャージャーのモンスター。というのがお気に入り。
今回はここまで。お披露目は次回の完成記事でどうぞ。それではまた!