今回の記事はかなり長く、写真が多いです。また、随時更新のため目次を設定しておきます。どうぞご活用ください。
目次
Ravage A110
唐突だが、諸君はRavage A110を知っているだろうか。
もちろんアルピーヌA110は知っているだろうが、ラリーで大活躍したモデルである。
このモデルが新型として2017年に復活。
アルピーヌ公式より
そして新型モデルをベースとして、以前のWRC車両をモチーフとしたボディキットを組み込んだのがRavage A110だ。
Ravage公式より
このRavage a110を日本の畑野自動車が提携して日本仕様に作成し、オートサロン2023で発表する予定だ。
私も日本人として、畑野スペシャルを作成しようと思う。
ミニカーとしてのアルピーヌ
さて、復活したアルピーヌは多数ミニカー化されている。
もちろん3インチでもモデル化されており、ホットウィールからも発売された。
標準仕様のフレンチブルーの他、F1ドライバーの移動車両である「トラックサイドカー」も昨年発売された。
1/64 Ravage A110再現
今回は、ホットウィールのものをベースに、RavageA110を制作していこうと思う。
車両の再現にあたっては、Ravage Automobile公式ホームページ、RAVAGE 公式Instagramと、Ravage日本代理店(RAVAGE Japan)である畑野自動車公式ホームページ、そしてその公式Instagramの写真、動画等を参考に制作を進めた。
それでは過程をみていこう。
【ここからの制作過程は順次追加していきます。現時点での公開は完全版ではありません。】
2022.12.29 制作開始&フェンダー作り
ベースはホットウィール A110。
フレンチブルーの1stカラーモデルです。
早速分解。
実車のサイズ換算でこのホットウィールはほぼ1/64サイズ。オーバーフェンダーもこれに基づいて幅を広げていく。
まずはレジンを流し込むために、フェンダーに足付け。
実車はフロント35mm、リア55mm。
1/64換算として前約0.5mm、後約1mmで作っていく。リアは若干ワイド目にデフォルメしてある。
レジンを流し込んでまずはフェンダーの拡張から。
レジンが硬化すると、フェンダー面が外に出る。
まずはフロントを削りこんでいく。
合わせ目を削りこんでほぼ形になった。
右側は給油口があるため、モールドを埋めないようにしながら削っていく。
フロントはほぼ形になった。
フォグランプは後で制作するため、リアの作業へ。
2022.12.30 リアフェンダー作り
レジンで広げたフェンダーの上からパテを盛っていく。
最初は大雑把に。
ざっと削りこんでいく。
前側はそれっぽくなってきたが
リアはまだまだ
実写と見比べると、リアのディフューザーが無い分、バンパー下側がより内側に切り込んでいることが分かる。
早速レジンで下を埋める。
2023.01.03 リア周り製作開始
年をまたいで、2023年に。
盛った下側のレジンを削っていたら力を入れすぎて吹き飛んでいき、ムカついてバンパー整形へ。
実車は包み込むようなデザインをしているため、パテ盛り。
上側のスポイラーも再現するためにパテを盛っている。
作ったダクトがやっぱり大きかったのでサイズ調整。
上に盛ったパテが気に食わないので全部剥がしてスポイラー整形やり直し。
マステで枠を作ってレジンを流し込んで硬化。
左右の形状もパテ盛り。
2023.01.04 リアスポイラー①
リアのスポイラーには穴があくため、
その部分を削り込む。
どうやって空洞を再現しようか??
2023.01.13 実車お披露目
ついに東京オートサロンが開幕。
RAVAGE JAPAN #001も公開。
ところが。
おいおい!フロントデザイン全然違ぇじゃん!
まじかよ!
2023.01.15 実車観察
東京オートサロン2023にて実写を見てきました。前述の通りかなりデザインが違います。
フロントバンパーはJP仕様。
内装。
ルーフにもグラフィック。
輸入車部門優秀賞を獲得。
車両については別記事にしています。
よろしければどうぞ。
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RAVAGE JP #001 を見てきた。 - Mottyoの日記
2023.01.16 実車を見て大幅修正
実写の観察を元に大幅モディファイ。
リアはディフューザーサイズに持ったレジンを削り取る。
今のところ純正をベースにすることに。
フロントもダクトを埋めておく。
リアの下回りはほぼ完成。
曲線が微妙に違うので修正。
台座固定のために簡易FRPで磁石を埋め込み。
2023.03.04 リアスポイラー②
リアスポ再現のためにアルミ板を貼り付け。
ここからどうやっていこう…