CM's Lancia Delta S4 Competizione 1985 RAC Rally Winner
CM'sから発売されていたランチアデルタs4の1985、RACラリー仕様です。
1985年にデビュー。グループB既定のラリーカーが1986年で廃止になった原因になったクルマでもありますね。
標準仕様のデルタとは名前のみの共通性で、このS4は全く別物。
フロントバンパーは延長され、スポイラーの形状。当時としてはかなり先進的な空力開発によって導かれた形状です。
ボンネットはRACラリーのバッジ、マルティニやピレリ、ランチアロゴがあります。
ホイールはWRC参戦当時のものに準拠したつくり。
ドライバーは1986年、このデルタS4でツール・ド・コルスをドライブし、帰らぬ人となるヘンリ・トイヴォネン。
このデルタS4はランチアで唯一、無冠で終わったクルマですが、弱かったわけではなく、強すぎたというほうが正しいかもしれません。初登場のRACラリーでは優勝を飾っています。
ルーフにはランチアロゴ。後部はエンジンへのエアを取り入れる穴になっています。
このサイドに大きく張り出した部分もエアの取り込み口。
そう、このデルタS4は標準仕様とは全く異なり、エンジンの搭載位置がミドです。
ロールバーとともにしっかり再現されています。
リアのルーバーのプリントもしっかり再現。
大胆にリアバンパーはレス。マフラーが丸見えです。
パッケージはこんな感じ。出来はとてもいいのでラリーファンは買う価値あり。